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瑞牆山金山沢ボルダー「双生の荒鷲」二段・「鷲は舞い降りた」初段

2011-09-07 Wed 23:42
 最近「内藤君ってクライミングしてるの?」とよく聞かれるなひです。

 一応してますよ。真夏はアクティバやピラニアでのジム登りが主でしたが、たまにはローカルな外岩での開拓やら、散策やら。

 9月7日にはアクティバの常連で外岩モチのめっぽう高いヤギムン(a.k.a.八木澤航)からの誘いで、午後から瑞牆山の金山沢ボルダーに行ってきました。そうROCK & SNOW 2011秋号 No.53で紹介されていた瑞牆山ボルダーのニューエリアで、ジャックこと中根穂高さんが開拓したエリアとのことです。しかも行ったのは発売日翌日。ローカルだから行ったのですが、なんだかがっついているようですな。

 とりあえずアッパーエリアに行こうとしたところアプローチの林道に直径40cmほどの倒木が。JFAに連絡しておいたので対処されるとは思います。倒木さえなければアプローチも非常に良いです。

 金山沢ボルダーエリアの岩は低いもの(2~3m!)がほとんどで、初中級者や家族連れの方に良いエリアとの印象を受けました。居心地も良いです。でもグレードはロクスノのトポでは初段+まで、上級者には高さ的にもグレード的にも満足度が低いかもしれません。まぁいわゆる瑞牆のボルダーと比較しちゃ可哀想って感じですね。

 低いグレードを片っ端から登りアップとし、次に3級近辺をトライ。ボルダー自体が低いので全ホールドの視認が可能、ということでオンサイトもしやすいです。その後左上トラバースな「トラマン」1級をヤギムンがオンサイト。僕も「トラマン」&「逆トラマン」初段を一撃でこなして、右側にある初段「鷲は舞い降りた」にトライ。この課題は金山沢ボルダーエリアにしては高めで3.5mほど、薄被りのフェイス面とスラブ面をつなぐカンテを登る綺麗なライン。

鷲は舞い降りた&双生の荒鷲
 SDは未登とトポに書いてあるので、スタンディングでスタート。でも地上60cm位のところにはいかにもここからスタートしろと言わんばかりのガバポケットと棚状ホールドが。まぁ最初は立ちスタートの「鷲は舞い降りた」から。
 スタートポジションがなかなか決まらず、左手ポケットがうまく取れない。試行錯誤すること数トライ。使うホールドの取捨が決まり、ポケット保持から上部に緩デッド。ようやく完登にこぎつけました。下部ほどホールドが小さいのでホールディングに力を込めないと上手く離陸できない、という課題でした。

双生の荒鷲スタート
 となると次は未登とあるシットダウンスタートにトライしたくなるもの。未登と公表しているのだから公開プロジェクトだろう判断し、いざムーブ作り。先述の通り右手ガバポケ、左手はポケすぐ左の棚状カチからスタートするのが自然な感じ。右足は狭いところに置き左足は左スラブ面に出した写真のポジションでスタートしました。

 カンテを挟んだ悪いホールドでのバランシームーブが入りつつ、高めの足上げで上部へ。SDでスタートして4回目のトライで完登できました。シンプルでこのエリアでは見栄えも良く、内容も三ツ星課題だと思います。後日JACKさんに連絡をし、初登したSDスタートのバリエーションを「双生の荒鷲」と名付けました。

 グレードはこのエリアの初段+の課題を時間がなくトライできなかったので判断しにくいのですが、一応スタンディングよりも明らかに難しいので二段としておきます。中間部のホールドが小さいですが非常に良いラインなので、瑞牆山金山沢ボルダーに行く機会があったら是非トライしてみてください!
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