山梨のクライミングジムActiv-Aのブログです。あと「なひ」こと内藤聡が立ち寄った外岩ボルダーのトポ的情報・写真も載せていきます。

2011-11-30 Wed 23:18
今日は埼玉県吉田町石間(いさま)の柴崎ロックにリードしに行ってきました。久野さん美樹さん(a.k.a.ミキヤツ→山岳ガイド ミキヤツ登山教室)にご一緒させていただきました。僕は初めて行くエリアでした。
柴崎ロックは高さ10~13mほど、ルート数21本とこじんまりとしてはいるものの、傾斜は90~130°ほどと適度に前傾しています。カンテや凹角に富み、コルネやポケット、カチ、ガバといったホールドのバランスも良くルートの質も比較的高いので、初級者からノーマルな上級者までお手軽に楽しめる良質な石灰岩の岩場と感じました。フリークライミング日本100岩場〈2〉関東の増補改訂版に載っています。 アクティバからはおよそ1時間半。車を降りてからのアプローチ2分(!)と非常に快適。日当たりはあまりよくない岩場のようですが、今日は季節外れの暖かさでフルタイムTシャツでOKでした。 早速アップがてら10m弱のルートを3本連続で。「うまいぞギンナン」5.8、「エントツ」5.9、「ウォーミングフック」5.10a。特に「エントツ」はオススメでした。 ![]() ちょっと休んで「初心者マーク」5.9、「まる特うるしぎ」5.11aを連続で。「まる特うるしぎ」(写真)はこのグレードとしては総合力を試される感じで好印象。 でまたちょい休んで「スーパークリップ」5.10c、「早いもの勝ち」5.11aをこれまた連続で。どちらも1ムーブ、2ムーブグレードの割りに緊張を強いられる感じでした。 ![]() 写真は柴崎ロック右側。右端の130°ほどの尖ったカンテが「ジャックポイズン」5.13a、真ん中あたりが「エントツ」5.9。 ![]() 柴崎ロック左側。写真では傾斜がわかりにくいのですが、真ん中ちょい左の120°に被ったフェイス&カンテが「観月院」5.12c/d(このラインは次回送り)。
次に登ったのは「ためしてガッテン」5.10d。このルートは出だし逆層ホールド連発で、グレード比で登りにくかったです。
![]() いよいよ次は三ツ星課題「優等生」5.11c(上写真)に。「観月院」の右に位置し120°のフェイスと右壁をステミングと比較的大きな動きでこなす、見た目もきれいな好課題。上部でかかりの良いホールドがなかなか見つけられす、クライムダウン+レストを繰り返しなんとかマスターオンサイト。チョーク跡に騙されかけました^^;なるほどオススメです。 ![]() 開脚苦手なんですがね。体柔らかく見えますね。 またちょいとレストして「おちこぼれ」5.11dに。人工壁クライマーには厳しいとのコメントだったのですが、思いの外素直で明確なホールド&ムーブでこちらもマスターオンサイト。登り易く感じましたが、中級者にはとてもオススメな一本でした。 ![]() で、ようやくメインディッシュ「ジャックポイズン」5.13a(上写真)、名前の通り中根穂高(ジャック)さんのルートです。130°ほどに被っているとはいえ岩の弱点をガバでつなぐので出だし6~7mは異様に簡単。10aほどのアプローチ的な意味合い。そこから初段ほどのムーブとのことですが・・・僕自身の体感はいいとこ1級位かと。わかるとですが。 まぁ1回目のトライでは自分なりのムーブ、ホールドの取捨が上手くいかず左手がプチパンプ。情けなくも終了点ガバタッチで普通にフォール(凹)。15分ほど休んで次のトライでRPできました。うまく修正できたので重要どころのほとんどがスタティックにこなせました。左足ヒールフックにしこたま力を込めました。登り易くは感じましたが、上部がボルダーチックな動きなので結構充実します。 最後に締めで「ミゾーⅡ」5.10b、「ミゾーⅠ」5.9をチムニー祭りで登って終了。短めのルートがほとんどでしがたくさん登れて大満足です。また、いずれアウトドアのリードクライミングスクールをしたかったので、ホント良い偵察ともなりました。久野さん、美樹さん今回もお世話になりました。ありがとうございました。そして13aおめでとうございます! 今日は13ルートを登りましたが、次に来るときには「ちょんちょん棒」と「観月院」、そしてこの岩場の全ルート制覇(一応)を狙います! ![]() 帰りの無人販売所にて。突っ込みどころ満載な雰囲気^^。とにもかくにも「ツ」は点を縦に打っちゃうとねぇ。しかもチンゲン菜に見えるような、見えないような・・・。まぁおんなじ種類の葉物だからいっか。でも、ゆずが8個ほどで100円と格安でした。 スポンサーサイト
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