
ついにこの日が・・・。ごく一部ではありますが
瑞牆山ボルダーのトポが
ROCK&SNOW 054号で公開されました。もちろんアクティバにも入荷しております。
「アサギマダラ」を登る室井登喜男さんの表紙は、とても大きく困難な壁とそれを克服しようとする人、アウトドアでのチャレンジにおける自然と人間との関わりを示す縮図のように見えます。自然は美しくも驚異的で、時に厳しく時にやさしい。特にボルダリングというのは自然とのコミュニケーションなんだと感じずにはいられません。
黒本を創り、今JFAに身を置きアクセス問題に取り組む開拓者室井登喜男さんですから、それなりの意を決しての公表だと思います。クライマー(ボルダラー)には紙面から公開に向けた思いを読み感じ取り、クライミングに限らず自然のありのままを享受するカルチャーにおいて当たり前のマナー&ルールを確認(再確認)・実践してもらいたいところです。
ロクスノ後半にもありますが極力岩のチョークは落とし(ティックマークはなおのこと)、ごみは責任もって持ち帰る。残置足拭きマットのことに触れられていましたが、小さいので忘れたり落としたりしがちなタバコの吸殻&テーピングのゴミなんかもトポの公開により人が増えればさらに目立つようになるでしょう。
ここで1つ提案。どこかの標語にあった気がしますが「
来たときよりも美しくして帰る」つもりの行動でいきましょう。ゴミを見つけたら他人のものでも拾って帰る。みんなが実践すれば持って帰らなくて済む日が来るんですから。奇跡ともいえる瑞牆の自然に深い感謝を持ってクライミングしましょうよ。

本人に怒られそうなので写真は小さめに。今回のロクスノでかなりカッコいい写真で登場していた、アクティバスタッフのネロこと根路銘幸昌君です。「紙面での写真写りいいなぁ」(本人談)
ネロメファンにもオススメなROCK&SNOW 054でした。
それにしてもしれっと書いてあるけれど「数百回に及ぶトライ」とか「毎回、血だらけになった」とか「落ちられない」とか「強烈な振られに襲われ、派手な墜落を何度も・・・」って登喜男さん、クラッシュパッドなしですからね。まぁキテますね。
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