
今日はアクティバの切り込み隊長で小チンピラ宮沢卓也君と、公表できない感じの山梨ローカルボルダーに行ってきました。
写真は
「おおぬさ」初段のムーブを作るタクちゃん、でも完登はならず、です。この課題は室井登喜男さん初登(たぶん)で、以前僕も登ってとても面白い課題だったので名前を付けさせてもらった課題です。クラックの入り具合が神主さんが振る「おおぬさ」を彷彿とさせるので、そのまま「おおぬさ」と命名。
左手明確で鋭利なピンチ、右手一番下のクラックでSDスタート。パシパシいく系で小粒ながらこれぞボルダリングといった感じ。ムーブの組み立てが悩ましくも楽しい課題です。
僕はというとそのすぐ隣の岩をトライ。中腰スタートっぽくもあるのですが、完全SDでいけそうなので掃除をしつつムーブを作ることに。一応サクサクムーブが決まるも、日が入り気温がグッと落ちてきて気持ちもヘニャっと萎えてきて終了。次回は登れるでしょう。登れたらまたこのブログに載せますね。

こちらはまた違うエリアで、今日僕が初登(たぶん)したダイナミック系の課題
「二段階右折」2級です。タクちゃんもランジでこなしてました。
今日行ったエリアは公表できない(ならブログにもアップするなって?)のですが、こんなご時勢(※)なのでご容赦くださいね。また「なひ」を尋問したりしないでください^^;
先日の雪が残っていたりちょっと寒かったりでしたが、山梨ローカル万歳なこっそりクライミングDAYでした。
※
山梨市の大石神社の境内にある岩が2年程前に
登攀禁止になりました。昔から真冬でも登れる花崗岩としてローカルクライマーが散発的には登っていたのですが、ネットでの情報&口コミを通じて県外者が増えたところでの禁止でした。
地元の人に県外ナンバーの車が多く止まっていることで不振がられ、チョークの跡を落書きと受け取られたり、苔を剥がしたことが区長さんの逆鱗に触れてしまったり・・・。交渉を持とうとしたのですが、結局門前払いで登攀禁止となってしまったのです。
「タランチュラ」三段、「夕日に咲く花」初段、「不動心」初段/二段・・・好課題が結構あったのですが、岩が境内にあることや御神体のラインもあったことから止むを得ない結果だったのかもしれません。またローカルである自分たちにも地域との関わりを含め問題があったのだとも思えてきます。
では今日のようにこっそりとなら良いのか?クライミングカルチャーが広く一般に浸透すれば解決することもあるでしょうが、それだけでもないはずです。私有地、県有林、国立公園・・・。
山梨県は総じて岩資源に恵まれていると感じますが、クライミングジムで働く身としては普及・発展と保全で非常に悩ましいところです。とりあえずは「
自然に感謝するという意識」はどんなときも忘れたくないものです。
とりとめもなく結論のない話になりましたね。ゴメンナサイ。
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