
夕方狙いで瑞牆山ボルダーに行ってきました。
今日のお目当ては植樹祭エリア(山形県エリア?)の
「夜」初段です。「瑞牆山レイバック」3級の左側のカンテです。ジェイソン・キールの出ているPUMPクライミングビデオ「Moment Vol.4」で初段とグレードが書かれていましたが、初段じゃない気がします。正直難しかったです。
人づてで聞いた話では、スタンスが何度も欠けて難しくなっているんじゃないかとのこと。数年前のトライも含めると今日で3日目です。
左手がかかりの良いポケット、右手カンテのガバで気持ち良くスタート。でも一手取ってその先がいきなり悪い。でも工夫してがんばる。何とかこなす。足さばきがトリッキーで、なおかつスメアしようとするとジャリジャリだけれど、お構いなくがんばる。
高さが出てきて精神的な駆け引きも出てくるけど、やっぱりがんばる。んが~何とか登れました。うん、難しい!季節もあるだろうけれど、フットワークの多彩さ、ジワジワくるパンプと恐怖心。体感は二段。
で初登者である室井登喜男さんに相談。・・・「二段でいいんじゃないの」というある意味予想通りのザックリとした回答。ということで瑞牆山ボルダーの「
夜」初段→
2段になりました。
まぁブログに載せるということでグレードをどう書くか考えてしまいましたが、グレード云々は置いといても「夜」はとても良い課題だと思っています。傾斜が傾斜(95度前後)ですから、いまどきではないと言われるでしょうが、これでもかと言わんばかりにシンプルでわかりやすいライン。そしてカンテを挟んだムーブの組み立てと、最後まで気が抜けない感じ。充実しました。
「夜」のすぐ右となりのフェイスもいずれトライしてみたいと思っています。こちらは「霧」三段とのことです。
広場から山に入るところに鹿対策として電気柵が張り巡らせてありました。日の高いうちは電気を流してはいないそうですが、暗くなってから触ると感電するようです。どの程度の暗さから流すのかとか、どの程度痛いのかはわかりませんが、暗くなる時間までクライミングをする方はご注意を。注意書きの通り、黒いプラスティック部を持ってフックをはずすと簡単に切り離せます。

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