
白州ボルダーで一番有名な岩「
八間岩」より上流。車で「八間岩」(下に写真を載せておきます)を横目に見ながら進むと橋があり、渡るとゲートが出てきます。ゲート付近に車を止め、その林道を歩くこと5分。道の右側数メートルのところに三角形っぽい岩があります。それが上の写真の岩「
アイガー」です。
写真では小さく見えますが、立てたブラシの高さは自分の身長に合わせることにしているのでおよそ170cm。結構ちゃんとしたサイズのボルダーです。
この「アイガー」にある通称
「白州ドリームタイム」初段は、手数にして10手以上とやや長めのプチトラバース課題。とはいえそのトラバースセクションのムーブ組み立てが特に面白いので、「長い」と敬遠せずみんなにやってもらいたい、質の高い課題です。
だいぶ前に来たときにはダイナミックなムーブが特に苦手で引く力も弱く、ちっともできなかった覚えがあるのですが本日はサクサクムーブが繋がりまして・・・トラバースセクションは完成。後半の直上部分だけだと2級なのですが、落ちたくないのでちょっと緊張しつつ・・・完登できました。やはり充実感あります。このグレードでは三ツ星でしょう。
ちなみに「白州ドリームタイム」のトラバース部の真ん辺りから直上(マントル風)のラインは2級。ちょっと怖かったです。

こちらは本日アップに使った八間岩のメイン面。この面の左側が一面のスラブ。幅10m以上にわたって寝ています、ぐぅ。スラブ面のグレードは7級~1級くらいまで、数年前にスラブ修行をしました。
写真の面は下部がやや被っていて、上部は寝てる。典型的な山梨の花崗岩ボルダーです。グレードは幅広く5級~「ダンス白州」という三段まであります。写真のラインは左から5級、適当に登った3級~2級、一番右が
「沢」3級です。「沢」の右下の水平カチ両手スタートで「沢」につなげると
「川」1級です。以前登りましたがプチダイナミックで面白い課題でした。
「白州ドリームタイム」が思いのほか早く片付けられたので、白州ボルダーのもうひとつのエリア「キャンプ場エリア」に行ってみることに。
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